画像の読み込みと保存(独自の拡張)

 以下,ファイル名は文字列式を書く。

GLOAD ファイル名
 指定された名前の画像ファイルを読み込む。
 ファイル形式は,BMP,GIF,JPEG, PNG に対応する。
 ファイル名には,拡張子を含めて指定する。
 例 GLOAD "C:\WINDOWS\セットアップ.BMP"
実行後,左端,右端,下端,上端の各座標は,順に,0,1,0,1に設定される。
<Note>
 GLOAD文の実行に続けて
 SET WINDOW 0,PIXELX(1),0,PIXELY(1)
を実行すると,画素単位の座標系が設定できる。
<Note>
 GLOADは,画像出力形式が「ビットマップ(画面)」の場合にのみ使える。
 8ビットPNG,その他,本BASICで保存したものとフォーマットが異なる画像ファイルは正しく読めないことがある。


GSAVE ファイル名
 指定された名前で画像を保存する。ファイル名は文字列式。
 ファイル形式は,BMP,GIF,JPEG, PNG のいずれか。
 ファイル名には,拡張子(".BMP",".GIF",".JPG",".PNG" のいずれか)を含めて指定する。
 ビットマップ形式のときは,24ビットビットマップとして保存する。
 例 GSAVE "A:SAMPLE.BMP"

ビットマップ形式で保存する場合,次のオプション指定が可能。
GSAVE ファイル名 , "4bit"
 16色ビットマップとして保存する。
GSAVE ファイル名 , "1bit"
 白黒ビットマップとして保存する。

JPEG画像として保存する場合は,次の形式で圧縮率の指定ができる。
 例 GSAVE "A:SAMPLE1.JPG", "33%"
 圧縮率は,1から100までの整数で,末尾に%を付加し,前後を引用符でくくる。

<補足>
 画像出力の形式が「メタファイル」の場合は,EMF形式で保存し,グラフィックスを初期化する(GSAVEを実行すると,それ以前の画像は消滅する)。ファイル名は拡張子として".EMF"を含まなければならない。
 画像出力形式が「プリンタ(直接)」の場合,GSAVEは使えない。