BASIC.INI

BASIC.INIは,BASIC.EXEを起動したディレクトリに作成されます。

[INIファイルの内容]
BASIC.INIはWindowsのメモ帳で編集できます。
[Setup]セクションに次のキーを追加することができます。
Registry
[Frame]セクションに次のキーを追加することができます。
IniFileReadOnly
NoRun
NoBackUp
BasExt
LibExt
InitialDir
CharacterByte
BreakKey
VirtualMemory
[Graphics]セクションに次のキーを追加することができます。
AxisColor
(例)
[Setup]
Registry=1
[Frame]
IniFileReadOnly=1
NoRun=1
NoBackUp=1
BasExt=.BAS
LibExt=.LIB
InitialDir=c:\BASICw32
CharacterByte=1
BreakKey=C
VirtualMemory=256
[Graphics]
AxisColor=15

(意味)
○ Registry=1
 設定の保存にレジストリを使用する。この場合,他のキーは無効。
○ IniFileReadOnly=1
 オプションメニューでシステム設定が選択できないようにし,また,終了時にINIファイルを更新しない。
○ NoRun=1
 ファイル名を引数としてBASIC.exeを起動したとき,プログラムを自動実行しない。
○ NoBackUp=1
 プログラム実行時にプログラムをバックアップしない。
○ BasExt
 プログラムファイルの拡張子。ピリオドから書く。
 ピリオドを含め,7文字以内。
○ LibExt
 ライブラリファイルの拡張子。ピリオドから書く。
 ピリオドを含め,7文字以内。
○ InitialDir
 ファイルを開くダイアログが最初に表示するフォルダ。
○ CharacterByte=1
 文字列処理をバイト単位で実行する状態で起動する。
○ BreakKey=C
 中断コマンドのキーボードショートカットをCtrl-Cにする。
○ VirtualMemory=256
 変数管理用仮想メモリを256Mバイト予約する。
○ AxisColor
 組込み絵定義axes,gridが用いる色の色指標の初期値。

<Memo>
 セットアッププログラムを実行すると,[Setup]セクションにRegistry=1を書き込みます。
 BASIC.INIを編集してRegistry=0にすればレジストリの使用を中止できます。