Chromebookで十進BASIC


Chromebookは,Linuxを有効化すると十進BASICが実行できます。
参照 Chromebookヘルプ Chromebook で Linux をセットアップする
https://support.google.com/chromebook/answer/9145439?hl=ja

ダウンロード

ChromebookのCPUには,Intel系とARM系の2種類あります。
 Intel系 … Intel, AMD
 ARM系 … QualComm(Snapdragon), MediaTek, Rockchip, など
右下の時刻が表示されている部分をクリックして,歯車アイコン(設定)−ChromeOSについて-診断 とたどると確認できます。
(Chromeブラウザのアドレス欄に, chrome://system と入力し,cpuinfo を探してExpand...をクリックすることでも調べることができます。)
Intel系のときは, BASIC0771Ja_Linux64_Qt5.tar.xz
ARM系のときは, BASIC0771Ja_Linux_ARM64_Qt5.tar.xz
をダウンロードし,Linuxファイル フォルダにコピーしてください。(CPU種別が分からないときは,両方,試してください。)
ランチャー登録用のプログラムQt5LaunchJa.basもダウンロード(右クリックして名前を付けて保存)し,Linuxファイル フォルダーにコピーしてください。

解凍

Linixファイルフォルダを選び右クリックしてターミナルを立ち上げ,アーカイブファイルを展開してください。
tar Jxfv BASIC0771Ja_Linux64_Qt5.tar.xz
または,
tar Jxfv BASIC0771Ja_Linux_ARM64_Qt5.tar.xz
(JxfvのJは大文字)
Note. 多分,コピー&ペーストで入力できる。ターミナルに貼り付けたら,右矢印キーを押し,その後,エンターキーを押す。

Qt5Pasライブラリのインストール

ターミナルで
sudo apt update && sudo apt install libqt5pas1
を実行してください。

ランチャーに登録

展開先フォルダ(basicがあるフォルダ)を右クリックして「ターミナル」を起動してください。
./basic --platform xcb -NI
とコマンドを入力すると,BASICが起動します。
Permission denied になって起動しないときは,
sudo chmod 775 basic
を実行して,basicに実行権限を付与してください。
Chromebookランチャーに登録
BASICが起動したら,ファイルメニューでランチャー登録用プログラムの保存先(多分,/home/□□□□)からQt5LaunchJa.basを読み込み,実行メニューから「実行」を選んでください。
「終了しました」と表示されたら,BASICを終了してください。
ランチャーの「Linuxアプリ」に「十進BASIC」が現れないときは,一旦,ログアウトするか,再起動してください。
これで,インストールは完了です。


実行
ランチャーの「Linuxアプリ」にある「十進BASIC」をクリックするとBASICが起動します。Linux仮想マシンを起動するため時間がかかることがあります。

プログラムの実行後,テキスト出力,グラフィックス出力などのウィンドウが表示されないとき,ペンギンマークのアイコンの中に隠れていることがあります。

手動で位置をずらすこともできますが,ペンギンマークアイコンで表示を切り替えるのがChromebookの正しい使い方かもしれません。
ウィンドウが最初に表示されるとき,必ず中央に表示されます。 そして,前面に表示されるように指定されたウィンドウが裏に隠れてしまったり,最小化しないように指定されたウィンドウが最小化できたりする不具合があります。

漢字入力など
 Chromeブラウザのアドレスバーに chrome://flags と入力して,Experiments画面を表示し, Crostini IME support for Qt applications を Enabled に変えると,漢字入力枠を介さず漢字の入力ができるようになります。
 なお,漢字やギリシャ文字を変数名として使えるようにするためには,一旦,-NIなしで起動(ターミナルから./basic --platform xcbで起動)し,オプションメニューの「互換性」で「識別名」の設定変更が必要です。
その他,永続的にオプション設定を変更したいときは,一旦,-NIなしで起動してください。


更新履歴
Ver. 0.7.7.1  デバッグウィンドウをリサイズ不可にした。


BASICヘルプの参照
Linuxにwebブラウザがインストールされていないと, ヘルプメニューでヘルプが参照できません。
BASICHelp.htmlをダブルクリックしてヘルプを表示してください。
ChromeOS側のブラウザからLinux側のBASICへのcopy & pasteは,Ctrl-Cでcopy,Ctrl-Vでpasteです。

参考(LinuxにFirefoxをインストールする)
(linuxの)ターミナルで,
sudo apt update && sudo apt install firefox-esr
を実行すると,LinuxにFirefoxがインストールできます。
BASICツールバー右端の をクリックすると,カーソル位置のキーワードを検索します。
キーボードで操作するときは,キーボード左端中段にある虫眼鏡キーと最上段ESCキーの右隣りの左向き矢印キーを同時に押すことでF1キーを代用します。
ヘルプの内容はマウスで選択し右クリックでcopyを選べますが,chromebookでは,Firefoxを,一旦,終了しないとBASICの編集に戻れません 。

トラブルシューティング
起動時に,前回終了時に記録したウィンドウ位置を回復できないためにウィンドウが暴れることがあります。
ターミナルから起動したときは,ターミナルにCtrl-Cを入力してbasicを終了させることができます。
そして,ChromeOSの「ファイル」で,⠇メニューで「非表示のファイルを表示」をチェックして,「Linuxファイル」の .basic.ini を削除してください。
なお,basicの起動に成功しているときは,オプションメニューで,オプション設定−初期化を選んでも同じです。
以後,./basic -NI ,あるいは ./basic --platform xcb -NI のように -NI を付加してbasicを起動してください。

トラブルシューティング
GTK2版は,貼り付けが機能しないかも知れません。これは,ChromeOSの不具合です。
ChromeOSをupdateして直らないときは,このページを参照して,Qt5版に入れ替えてください。
なお,ランチャーに古いエントリーが残ったときは,ターミナルで sudo rm /usr/share/applications/basic.desktop を実行してください。
これで消えないときは,「ファイル」で「非表示のファイルを表示」にして,.local/share/applicationsで不要になったエントリーを探して削除してください。

日本語フォントのインストール
メニューの表示文字が微妙におかしいときは,日本語フォントのインストールが必要です。
Linux ターミナルで,
sudo apt install task-japanese locales-all fonts-ipafont fonts-noto-cjk


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