Linuxランチャーに登録
Linuxのメニューに登録するプログラムを作成しました。
以下に示すプログラム（Qt5版用）を適宜修正して実行してください。
100 Ask StartDir dir$
110 Ask EnvironmentVariable("HOME") home$
114 WHEN EXCEPTION IN
115 MAKE DIRECTORY home$ & "/.local/share"
116 USE
117 END WHEN
119 WHEN EXCEPTION IN
120 MAKE DIRECTORY home$ & "/.local/share/applications"
121 USE
122 END WHEN
130 OPEN #1:NAME home$ & "/.local/share/applications/decimalbasicqt5.desktop"
140 REM ERASE #1
150 PRINT #1:"[Desktop Entry]"
160 PRINT #1:"Type=Application"
170 PRINT #1:"Encoding=UTF-8"
180 PRINT #1:"Name=十進BASIC"
190 PRINT #1:"Comment=十進BASIC (Qt5版)"
200 PRINT #1:"Exec=" & dir$ & "/basic --platform xcb"
210 PRINT #1:"Icon=" & dir$ & "/BASIC_ICON.png"
220 PRINT #1:"Categories=Development;Education;"
230 PRINT #1:"Terminal=false"
240 CLOSE #1
245 PRINT "終了しました"
250 END
Note.
(1) GTK2版のとき，200行の --platform xcb を消してください。
(2) 130行で指定するdecimalbasicqt5の部分は他のメニュー項目と被らない名前であれば任意です。
また，180行の Name=□□ と，190行の Comment=□□ の□□部分は適宜書き変えてください。
(3) 一度登録した内容をファイル名を変えないで書き換えたいとき（150行でエラーになるとき）は，140行のREMを取り除いて実行してください。
（書き換え結果は，再起動しないと反映されないかも知れません。ただし，KDEの場合は，メニュー項目を右クリックして「アプリケーションを編集」でメニューエディタを開いて「保存」。）
(4) すべてのユーザを対象とするときは，110～130行を削除し次の行に置き換えてください。
130 OPEN #1:NAME "/usr/share/applications/decimalbasicqt5.desktop"
（basicを管理者権限で起動する必要があります。）
補足説明（十進BASIC独自拡張命令）
Ask StartDir s$ は起動パスをs$に代入します。
Ask EnvironmentVariable（）は，指定した環境変数の値を取得します。
MAKE DIRECTORYは指定された名称のフォルダを作成します。存在するときは，例外状態となります。
参照
Chromebookのランチャー（シェルフ）にLinuxアプリを表示させる
Linux デスクトップファイルの書き方